スマホを失くした男の話④〜開き直ってみたが…〜
● スマホを失くした男の話④〜開き直ってみたが…〜
こんにちは。安田和世です。
いよいよ中盤の4話です!
《前の話はこちらから》
1話
https://yasudakazutoshi.hatenablog.com/entry/2022/01/05/120000
2話
https://yasudakazutoshi.hatenablog.com/entry/2022/01/06/133123
3話
https://yasudakazutoshi.hatenablog.com/entry/2022/01/09/120000
レシートが頼りにならないなら頼りになる人を探して頼るしか無い。
普通であれば警察なのだが、警察に行って遺失物届けを出そうにも繋がる連絡先がない。
一人暮らしのため両親の電話番号を書くわけにもいかない。
こりゃあ大変なことをしてしまった。
だんだん事の大きさを理解し始めてきた自分。
ただ人の縁には恵まれていて手を差し伸べてくれる同僚が『(自分の連絡先を)書いていいよ』と電話番号を書いたメモを渡してくれ警察問題は一件落着。
本当にありがたい!
そして、近所に知り合いが働いていたので共通の友人たちに携帯を無くしたので連絡がつかない旨を伝えてもらうこともできた。
僕はここで人の温かさを見に染みて体験しました。
そして、いざ警察へ!
警察の話だとまず、
①携帯が警察に届くのを待つ
②通信会社が確認
③記載した連絡先に通知
④取りに行く
だそう。
その日の夜、家の近所で止まって休んでるタクシー運転手のおじさんに声をかけた。
『車内の忘れ物ってどのくらいで警察に届けるんですか?』
『1週間保管して、取りに来なければ警察だなぁ』
これは最低でも1週間はかかりるやつだ。
そう覚悟した瞬間だった。
きっとタクシーのおじさんに話しかける表情は笑顔だったが目は色を失ってたに違いない。
それでも僕は幸いパソコンを持っていたし、世の中にフリーWi-Fiが飛び交ってる。
何より僕は携帯依存症じゃ無い!笑
1週間くらいなんて事ない!
大丈夫。
そう信じて疑わない楽天的な僕が言っていた。
【続く】